赤ちゃんの名前で「家紋」を作ってみませんか? 世界にひとつの名前のしるし

名前のひろば

※この画像は、名前の紋章づくりをイメージしてAIで作成したものです。一部の文字やふりがなに不正確な表記が含まれる場合があります。紋章のデザインや遊び方の参考としてお楽しみください。

赤ちゃんの名前を考えているとき、ふと、こんなことを思いました。

名前って、文字で書くだけのものなのでしょうか。

もし、その名前に「しるし」があったら?

昔の家紋のように、ひと目見ただけで「あ、この子のものだ」と分かる、小さなマーク。

そんなものを家族で作ってみたら、ちょっと楽しそうではありませんか?

今日は、名前を決めるための話ではありません。

名前で遊んでみるお話です。

家紋は、家を表すしるしだった

日本には昔から「家紋」という文化があります。

植物や動物、道具、幾何学模様などを図案にして、家や家系を表すしるしとして使ってきました。

有名なところでは、徳川家の三つ葉葵や、豊臣家の桐紋などがあります。

※ここで紹介しているのは、伝統的な家紋そのものを作る方法ではなく、家紋の発想を借りたオリジナルの遊びです。

家紋を眺めていると、不思議なことに気づきます。

複雑な絵を描かなくても、丸や線、葉っぱの形だけで、その家を表す印になるのです。

では、家ではなく、これから生まれてくる一人の子どものために、しるしを作ってみたらどうでしょう。

名前の一文字から、紋章を作ってみる

用意するのは、紙とペンだけ。

まずは、赤ちゃんの名前を紙に書いてみます。

まだ名前が決まっていなければ、候補の名前でも構いません。

例えば「ひなた」という名前なら、「ひ」の形を使ってみる。

「さくら」なら、「さ」の文字を丸で囲んでみる。

漢字の名前なら、その一文字を使っても面白そうです。

最初から上手に描こうとする必要はありません。

文字を丸で囲む。

線を少し太くする。

左右に同じ模様を付けてみる。

それだけでも、いつもの文字が少し違って見えてきます。

文字を使わなくてもいい

ここから、もう一つ遊んでみましょう。

名前に込めた思いや、名前から思い浮かぶものを、絵にしてみるのです。

例えば、

「陽」という字を使った名前なら、太陽のような丸。

「花」という字を使った名前なら、小さな花びら。

「海」をイメージした名前なら、波の形。

名前の意味にこだわらず、響きから思い浮かぶ形でも構いません。

「なんとなく、この名前は丸い感じがする」

「こっちは星が似合いそう」

そんな会話も楽しそうですね。

正解はありません。

家族がその名前から何を思い浮かべるか。

それを形にしてみる遊びです。

家族で一つずつ作ってみたら?

せっかくなので、家族それぞれが一つずつ描いてみるのもおすすめです。

同じ名前なのに、まったく違う紋章ができるかもしれません。

お父さんは、力強い線を使った紋章。

お母さんは、やわらかい曲線の紋章。

上のお子さんがいれば、思いもよらない絵を描いてくれるかもしれません。

「なんでこの形にしたの?」

「この名前を聞くと、こんな感じがするから」

そんな会話が始まったら、それだけでも楽しい時間になりそうです。

一つに決めなくてもいいのです。

家族それぞれの紋章があっても、素敵だと思います。

完成した紋章、何に使おう?

出来上がったら、紙をしまうだけでは少しもったいない気がします。

例えば、小さなカードに描いて、赤ちゃんへの手紙に添えてみる。

名前を書いた紙の隅に、家族で作った紋章を押してみる。

将来、写真アルバムの表紙に使ってみるのも楽しそうです。

もちろん、特別な道具を買う必要はありません。

紙に描いた紋章をスマートフォンで撮影しておくだけでも、思い出になります。

いつか子どもが大きくなったとき、

「あなたの名前を考えていた頃、こんなものを作ったんだよ」

と見せられたら、どんな反応をするでしょう。

笑ってしまうかもしれません。

「これ、何?」と不思議がるかもしれません。

それもまた、楽しみです。

名前を考えた時間も、贈り物になる

赤ちゃんの名前は、いつか一つに決まります。

でも、その名前を考えていた時間は、なかなか形に残りません。

どんな候補があったのか。

どんな話をしたのか。

どんな気持ちで、その名前を考えていたのか。

名前の紋章を作ることは、そんな時間を残す一つの方法かもしれません。

立派な作品でなくても構いません。

少しくらい不格好でも、家族で笑いながら描いたものなら、それだけで特別な一枚です。

名前は、赤ちゃんへの最初の贈り物。

そして、その名前を考えながら家族で過ごした時間も、いつか贈れる思い出になるのかもしれません。

今日、紙とペンを用意して、名前の小さなしるしを一つ描いてみませんか?

第41号「赤ちゃんの名前、夫婦で書いてみませんか? 筆ペンで楽しむ名前の時間」

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