赤ちゃんの名前、2つまで絞ったのに決められない。何に迷っている?

名付けの「?」

赤ちゃんの名前を考えて、たくさんあった候補を少しずつ絞ってきた。

そして、ようやく最後の2つまで残った。

「どちらも好き」

「どちらを選んでも後悔しそう」

「何度考えても、決め手がない」

ここまで絞れたのだから、あと少し。

そう思っていたのに、最後の2つになってから、かえって決められなくなった。

そんなこともあるのではないでしょうか。

2つまで絞れたのに決められないとき、さらに比較するものを増やす前に、

「自分たちは、何に迷っているんだろう?」

と考えてみると、少し違ったものが見えてくるかもしれません。

2つまで絞れたのに、どうして決められないんだろう

候補が10個あるときなら、

「まず5個に絞ろう」

「そこから3個にしよう」

と減らしていくことができます。

でも、最後に残った2つは少し違います。

きっと、どちらにも「残したい理由」があったから、最後まで残った名前です。

Aには、好きな響きがある。

Bには、込めたい意味がある。

Aは呼んだときにしっくりくる。

Bは使いたい漢字が気に入っている。

どちらにも大切なものがあるからこそ、

「どちらが上か」

だけでは決められなくなることがあります。

比べるものを増やせば、決められる?

決められないと、

「画数も比べてみよう」

「人気ランキングも見てみよう」

「漢字の意味をもっと調べよう」

「名字とのバランスも、もう一度確認しよう」

と、判断材料を増やしたくなることがあります。

もちろん、それで決められることもあると思います。

でも、すでに何度も調べて、何度も比べて、それでも2つで迷っているのなら、

情報が足りないから決められないとは限りません。

むしろ、どちらにも手放したくないものが残っているのかもしれません。

「どちらがいい?」ではなく、「何が惜しい?」と考えてみる

そんなときは、少し質問を変えてみます。

「AとB、どちらがいい?」

ではなく、

「Aを選んだら、Bの何が惜しい?」

と考えてみます。

そして反対に、

「Bを選んだら、Aの何を手放したくない?」

とも考えてみます。

たとえば、

Aを選ぶと、Bの響きを諦めるのが惜しい。

Bを選ぶと、Aに込めた願いを手放すような気がする。

そんなことが見えてくるかもしれません。

すると、

「AとBのどちらが良いか」

ではなく、

「自分は何を大切にしているから迷っているのか」

が少しずつ見えてきます。

夫婦で迷っているなら、「候補」よりもその理由を聞いてみる

2つの候補を前にして、

夫はA。

妻はB。

ということもあると思います。

そんなとき、

「どっちにする?」

だけを繰り返していると、なかなか話が進まないことがあります。

でも、

「どうしてAを残したいの?」

「Bのどんなところを大切にしているの?」

と聞いてみると、名前の奥にあるものが見えてくることがあります。

もしかすると、夫婦で違っているのは名前そのものではなく、

その名前を通して、この子に何を贈りたいと思っているのか

なのかもしれません。

相手の候補に賛成できなくても、相手が大切にしているものが分かれば、話し合い方は少し変わるのではないでしょうか。

「片方を選ぶ」ことより、「片方を手放す」ことが難しい場合もある

最後の2つで迷っていると、

「早くどちらかに決めなければ」

と思ってしまいます。

でも実際には、

選ぶことが難しいのではなく、もう一つを手放すことが難しい

場合もあるのかもしれません。

何日も、何週間も考えた名前。

夫婦で話し合った名前。

お腹の赤ちゃんを想像しながら呼んでみた名前。

最後まで残った名前には、それぞれに時間と思いが積み重なっています。

だから、片方を選ぶということは、もう片方を候補から外すことでもあります。

迷うのは、優柔不断だからではなく、

どちらも大切に考えてきたから

ということもあるのではないでしょうか。

それでも決められなかったら、少しだけ席を移してみる

自分たちが何を大切にしているのか考えても、まだ決められない。

そんなときには、もう一つ違った見方があります。

名前を付ける親の席から一度離れて、

その名前を使っていく本人の席から、2つの候補を眺めてみる。

どちらを本人が選ぶのかを予想するためではありません。

将来の気持ちは、誰にも分かりません。

ただ、

「この名前を呼ばれるとしたら」

「自分でこの名前を書くとしたら」

「誰かにこの名前を伝えるとしたら」

と、一度だけ使う側から眺めてみる。

すると、親の側から比較していたときとは違うことに気づくかもしれません。

そして、そこで見えたものを持って、もう一度親の席へ戻ります。

最後に戻るのは、「何を贈りたいか」

最後の2つまで残った名前なら、どちらにもきっと大切な理由があります。

だから、無理に

「どちらが正解か」

を探さなくてもいいのかもしれません。

Aを選んだら、何を贈ることになるだろう。

Bを選んだら、何を贈ることになるだろう。

そして、

「自分たちは、この子に何を贈りたくて、ここまで迷っているのだろう」

と考えてみる。

名前を決めるために集めた条件をいったん横に置いて、そこへ戻ってみると、最後の2つが少し違って見えてくることもあるのではないでしょうか。

まとめ

名前を2つまで絞ったのに決められないとき、

さらに情報を増やせば答えが見つかるとは限りません。

そんなときは、

「どちらがいい?」

だけではなく、

「片方を選んだら、もう片方の何が惜しい?」

と考えてみる。

そこから、

自分たちが何を大切にしているから迷っているのか

を探してみます。

夫婦で意見が違うなら、候補そのものだけではなく、その名前を残したい理由を聞いてみる。

それでも迷ったら、一度だけ、その名前を使っていく本人の側から眺めてみる。

そして最後は、もう一度親の側へ戻って、

「この名前を通して、この子に何を贈りたいのだろう」

と考えてみる。

大切だから、最後まで迷う。

その迷った時間もまた、この子の名前を大切に考えてきた時間なのかもしれません。

それでも2つから選べないなら

「何に迷っているのか」は少し見えてきた。
それでも、どちらを選ぶか決められない。

そんなときは、条件をもう一つ増やすのではなく、一度だけその名前を受け取り、これから使っていく本人の側から2つの候補を眺めてみてもいいかもしれません。

→ 「最後の2つで迷ったら、『使う本人』から考えてみる?」

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